この授業は社会文化系列(就職・専門学校など)に開設されており、ホテルや観光関係の接客業を希望する生徒や語学系の大学・専門学校など進学を希望する生徒が履修します。中国語基礎から実践的な活用術をマスターし、様々な場面でのコミュニケーション能力を高め、中国文化・習慣を理解します。将来は中国語を活用して日本と中国の懸け橋となれるよう目指します。
1 授業カリキュラム
中国語実務は2年次中国を履修した生徒が、3年次に履修することができます。
2年次(週2時間) ※3年次選択者も同様 | 3年次(週2時間) 中国語実務 |
・中国語の基礎(読み・書き・発音) ・簡単な会話練習 ・中国語検定の受検(主に準4級) ・中国文化の理解 ・上海中国語研修への参加 ※初めて学習する科目なので、英語が苦手な人も得意科目にすることができます。 |
・2年次の内容の継続 ・実践的な会話練習 ・中国語検定の受検(主に4級~3級) ・中国語の歌やダンス発表 ・スピーチコンテストへの参加 ・上海中国語研修への参加 ・中国文化体験(餃子作り) |
2 中国語検定受検と上海中国語研修やスピーチコンテストへの参加
3年次の前期は中国語検定(6月)があり、受検希望者には補習などを行っています。また、希望者には7月下旬から2週間、県が主催する上海外国語大学での研修会にも参加できます。
後期からは2年間の学習のまとめとして中国語での歌やダンスも取り入れ、語彙力とコミュニケーション能力を高める工夫をしています。また、九州内や長崎国際大学で行われる外国語スピーチコンテストにも積極的に参加しています。
①中国語検定 → 平成30年度 準4級 32名 4級 3名 ②上海中国語研修 → 平成30年度2年生1名参加 令和2・3年度は新型コロナにより未実施 ③スピーチコンテスト→ |
3 中国語に興味を持った清峰生のために
清峰高校ではできるだけ多くの生徒に中国語を学習してもらえるように工夫しています。人間コミュニケーション系列(公務員)、社会文化系列、情報・ビジネス系列、生活・福祉(短大)の進路を目指す生徒が2年次または3年次に履修できるようにしています。長崎県は古くから海外との窓口になり世界中の人々と交流をしてきました。特に中国との密接な繋がりがあり、「一衣帯水」といわれるように文化交流を促進させることも私たちの使命だと思います。一緒に学んでみませんか?