令和4年11月7日(木) 1校時
今回の手話の授業では、ろうあ者である村上先生から普段の生活についてお話をして頂きました。
村上先生:「皆さんは毎朝、どうやって起きていますか?」
手話で質問されると、生徒のみんなが答えます。
「スマホのアラームで…」
「アラームじゃ起きないから、私は家族が起こしてくれる!」
村上先生:「では、私はどうやって毎朝起きていると思いますか?」
生徒のみんなはハッとします。
耳が聞こえない村上先生は、アラームの音も、家族の声も聞こえない…
だとしたら、どうやって起きるんだろう…
「光がカチカチなるのかな!?」
「何か振動があるのを置くとか!?」
みんなは知恵を絞って色んなアイディアを出してくれました。
実際、どうやって起きているのかというと…
村上先生:「振動がなるこの道具を枕の下に置いて、起きているんですよ」
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と、実際に使用しているものを見せて下さりました。
想像以上の振動にみんなビックリしましたが、なるほど!と納得。
その他にも、村上先生が実際に育児をしていた時に困ったことや、周囲のサポートによって日常生活を送ることができていることなど、様々な話をして頂きました。
村上先生:「ぜひ、手話を勉強した皆さんは、聴覚障害がある方の手助けやサポートができるようになってほしい」
村上先生の願いもしっかりと受け止め、手話の学びをこれからも深めていきたいと思います。
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