令和5年2月10日(金)、本校体育館にて、令和4年度第18回総合学科発表会を開催しました。
大会テーマを「飛躍 ~更なる高みへ~」とし、創立20周年・開校70周年を迎えた節目の年に、本校で学ぶ生徒の一人ひとりが、自身の進路を見つめ、学業に打ち込み、様々な学びを通して、更なる高みへ向かっていくことを願っています。
本校では、1年次は「キャリアデザイン」、2年次には「キャリアビルド」、3年次には「キャリアアクション」という柱のもと、3年間を通したキャリア教育に取り組んでいます。そのキャリア教育を通して、自分と向き合い見つめ直し、将来の夢の実現に向けた取り組みやこれからの人生の糧となる学習を行っています。総合学科発表会では、その学習の成果をステージ発表やポスターなどの展示物として披露しました。
(1)開会行事
・開会あいさつ
・生徒実行委員長あいさつ
・来賓紹介 |
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(2)科目選択について
・保育音楽β履修生 保育ミュージカル「ヘンゼルとグレーテル」
(3) 「私の歩んだ道・歩む道」 (パネルディスカッション)
3年生による後輩へのメッセージ
(4)1年「産業社会と人間」
・自己理解(1年1組)
【発表概要】
自己を客観的に捉えることや他者との関わりの中で、新たな自分の発見につながったことや柔軟なものの見方や前向きな考え方をすることで、人と人が心を通わせ、信頼関係を形成するためのコミュニケーションスキルを学ぶことができた。
・学校訪問(1年2組)
【発表概要】
「進路実現の選択肢の一つとして進学を考え、自分の興味・関心のある学校を体験することで広い視野を持って自らの将来について考え、専門知識の習得や資格取得など、今後の学校生活や進路実現に活かすことができる学びをしました。
・職業理解(1年3組)
【発表概要】
働く意義や職業選択の基準などについて学習し、①生活するために働く『経済性』②社会に貢献するために働く『社会性』③自分のためや自己実現のために働く『個人性』など、自分が何を大切にしたいかを考えることができました。
・インターンシップ(1年4組)
【発表概要】
12月6日(火)~9日(金)までの4日間、佐々町や佐世保市で、医療看護・教育・公共・製造販売・調理・接客販売・理美容・福祉・保育・接客事務の10の職種、48事業所でインターンシップ研修を行いました。
【1年展示】
【インターンシップでの学び】 |
【学校訪問での学び】 |
(5)2年「総合的な探究の時間」
2年生の総合的な探究の時間では「キャリアビルド」をコンセプトに進路研究に取り組みました。
4月から6月にかけて、「進路研究」や「進路講話」、「卒業生講話」を通して、進路実現に向けて具体的に何をすべきかを考えました。
・進路研究「進路実現に向けて」(2年1組)
【発表概要】
外部講師による進路講話では、10の希望進路(四年制大学・短大(保育・栄養)・専門学校(看護・医療系・理美容系・観光ブライダル)・ビジネス事務系・公務員・就職)に分かれ、外部講師から入試制度や各分野の現況について講義を受けました。
卒業生講話では、7名の卒業生から進学や就職に向けた在学中の取り組みや、現在の進路先での様子など、進路実現のために何が必要かを知ることができました。
・修学旅行 都内班別自主研修「認定こども園文化教養学園を訪問して」(2年4組)
【発表概要】
保育士を目指している私たちは、認定こども園で何を学ぶことができるか、保育士の仕事とな何かを研修しました。挨拶をはじめとするコミュニケーション能力や子どもと同じ目線で関わることなど、保育士として大切なことを学びました。
・修学旅行 都内班別自主研修「警視庁を訪問して」(2年3組)
【発表概要】
保安系公務員を目指している私たちは、日本の中心にある警視庁を訪問し、警察官の仕事について深く知ることができました。警察官にとって「市民の安全を守ること」「警察官としての自覚」「適切な判断力」を身に着けることの大切さを学びました。これからも人との関わりを大切にし、何事にも積極的にチャレンジしていきたいと思います。
・修学旅行 都内班別自主研修「ジョイポリスを訪問して」(2年2組)
【発表概要】
情報ビジネス系列で学ぶ私たちは、実社会で役立つ知識・技能、多くの検定に合格できるよう頑張っています。今回の研修では、アミューズメント施設で働くとはどういうことかを学び、企業で求められるコミュニケーション力や相手のことを思って接すること、人を楽しませようとする気持ちなど、いろいろな心得を学ぶことができました。
【2年展示】
【都内班別自主研修での学び】 |
【都内班別自主研修での学び】 |
(6)3年「総合的な探究の時間」(課題研究)
・日本と世界の臓器提供数の差を知り、日本人が臓器提供への意識を高めるには
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【発表概要】
日本における臓器提供の現状をもとに、臓器移植コーディネータへのインタビュー調査を踏まえ、臓器提供の意識を高めるために必要なことについて考察する。 |
・佐世保のシニアとアニマルを助けるひみつ道具
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【発表概要】
佐世保市の老人ホームや森きららのフィールドワークを通して、災害時にスムーズに避難できる道具について創造することで、災害対策について考察する。 |
・絵本が子供に与える効果について
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【発表概要】
絵本が子どもに与える影響について研究し、その効果を考察する。 |
・高齢になっても食を楽しむには
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【発表概要】
高齢者の嚥下機能を理解し、小規模多機能ホームへの訪問、インタビューを通して、高齢者の食事内容や嚥下機能の低下の予防について考察する。 |
【3年展示】
【課題研究テーマの概要】 |
【課題研究論文】 |
(7)閉会行事
・講評 長崎県教育庁 高校教育課
・生徒会実行副委員長あいさつ
・閉会宣言