本校の前身である長崎県立北松南高等学校は、平成14年度に創立50周年を迎えました。その節目の年に、8名の生徒が制作者と共に、佐世保市黒島町へ渡り、それぞれ黒御影石を選び、生徒一人ひとりが持つ個性を石のもつ存在感に重ねて並べるという構想のもと、制作が続けられました。
創立以来1万5千余名が個性をもってこの学舎で「着席」したことと、一つの空席によって、これからも多くの生徒たちが夢を描いて「着席」し続けることを表しています。
碑文の題名は『僕らは たしかに ここにいた』とし、母校を訪れる度に青春の思いを確かめたいという願いがあるそうです。